オジのポケモン手記

しがない社会人のポケモンについてのブログです。ヤドンのようにマイペースに更新。

【SVダブルS3 最高1037位 最終1401位(レート1766)】 寿司とヒール横綱とパルデア黒馬エレキザシアン…?

こんにちは、オジです。今回はパラドックスが初めて解禁されたS3で使用した構築を紹介します。
目標の最終3桁には届きませんでしたが、パルデア地方では初の自作構築となった記念の構築です。

 

構築経緯

①寿司コンビの色違いが手に入ったので寿司を握りたい
②今期からパラドックスが解禁されたため構築に入れてみたい
以上2つの願望を軸に構築を組み始めた。
①からはヘイラッシャとシャリタツが確定。
問題は②でどのパラドックスを構築に入れるかだが、構築を組む経験が浅い自分だけで考えても仕方がなかったため、ガラル地方でダイマせずとも強かった並びである黒馬エレキザシアンを再現できるようなポケモンを探し、ドクガ(CSが高く全体攻撃技持ち、ついでに黒馬と韻が踏める)、ツツミ(エレキ同様に上から相手2体にS操作ができる)がパラドックスから確定。パラドックスではないがイッカネズミ(全ヒットのネズミ斬の火力は巨獣斬がどうたらこうたら)も確定した。
ヘイラッシャ+シャリタツ、ツツミ+ドクガで良い感じのコンビができているので、イッカネズミとコンビを組めるポケモンを入れたら構築が強くなりそうだと考えたため(前期までレンタルパを使っていてこの思考に至ったが詳細に言語化することは諦める)、カイナを入れることにした。ネズミ+カイナの並びだとこの指+腹太鼓を相手が勝手に警戒している中で不意にネズミ斬がきたら困るのではないかというのが一番の狙い。また、カイナは猫騙しを使えたり、現時点で構築に耐久力のあるポケモンがヘイラッシャしかいないというのも構築全体のことを考えるとバランスが取れていたと思う。

 

個別紹介  

 

ヘイラッシャ

意地っ張り A252 B252 D4

ABチョッキとかいうよくわからん寿司屋。Sには振ってないため合体時に抜ける相手は少なくなったが、B振り+チョッキの力で相手の攻撃を受け止めて返す姿は勇ましかった。
シーズン序盤は体感として対策が減っていて無双体制を築けていたが、途中からはあらゆるところからクリアスモッグや鬼火が飛んできたり、黒い霧がモクモクしたりと動きにくくなったように感じる。
最終日に一丁上がりがナーフされたが、打つ機会があまりないから関係ないと思うと同時に、B振り+一丁上がりでボディプレスの火力を上げようとしていた当初の計画が破綻していることに気がついた。

 

シャリタツ

臆病 C252 D4 S252

Twitterのフォロワーさんから譲っていただいた真っ白のかわいいシャリ。シャリタツの色違いで一番好きな姿だったため、この子を入れた構築で頑張りたいということから構築の起源となったポケモン
終盤に相手を削りきる流星群、命中ダウンを引くことで勝ちをもぎ取れる可能性のある濁流、襷を盾にS操作できる凍える風に加え、スカーフ想定をしてくる相手に機能する守るで技構成は完結していたと思う。襷なのでカウンターやミラーコートも強いと思うが、扱うトレーナーの技量不足のため今回は残念ながら断念。

凍える風はほぼ外さず、濁流は特に当ててほしい相手にはしっかり当てて命中ダウンをそこそこ引くとても優秀なシャリであり、ドラゴンタイプでもトップクラスの賢さは伊達じゃなかった。

 

イッカネズミ

陽気 H4 A252 S252

パルデアザシアン。と呼ぶには色々な面で足りない要素が多すぎるため、パルデア巨獣斬と呼ぶこととする。
巨獣斬ばりにごり押しのきくネズミ斬はもちろん、合体後の寿司だろうがなんだろうが半分削る怒りの前歯、色々な場面で刺さるフェイントといった技構成はゴーストタイプへ打点がないことを除けば文句無しだった。テクニシャン補正があり、怯みのワンチャンを狙える噛みつくを入れたかったがスペースがなかったため断念。
広角レンズ持ちのはずがネズミ斬の命中が低すぎたため、この一家には不仲説が出ているとかいないとか。そのためテラピースをケチってレイド産個体を採用しているが、ラブボorフレボ入りで育成し直そうかと何度も真剣に考えた。

 

テツノカイナ

意地っ張り H4 A252 D252

パルデアの人気者であるグレンアルマ相手を得意とするヒール系の横綱
構築完成当初は無課金テラス(格闘)だったが、グレンアルマイエッサン♀相手にあっさりと負けることが多かったため途中から悪テラスタルへと変更。それに伴い、HCグレンアルマ(そんな生命体が環境にいたかはわからないが)をしっかりと倒すため、持ち物をオボンから帯へ変更。技構成も吹き飛ばしからテラバーストへ変更し、元々入っていた吹き飛ばしでトリルを防ぐ手段は失ったが得たものはそれ以上に大きかった。悪テラバーストはサーフゴーへ刺さる場面も多く、使用感は悪くなかった。
覚えているだけでも3回はHP1桁で持ちこたえる場面があり、土俵際にも強い横綱エルレイドとドドゲザン相手に1vs2から巻き返したこともあったり、「憎たらしいほど強い」と称してもいいかもしれない。

 

テツノツツミ

臆病 H4 C252 S252

パルデアレジエレキ。高い素早さで上からS操作する姿はレジエレキを彷彿とさせた。
ミラーで相手のツツミがブーストエナジーを持っていた場合は、こちら視点では同速だとわかっている状態で立ち回ることができて助かるという点はエレキミラーとは違うところ。
ヘイラッシャと初手に出し、相手の襷を削りつつお洒落にシャリタツを着地させたかったとんぼ返りがシーズン序盤以外全く機能しなかったり、当ててほしいときにドロポンを外したりなどはあったが、凍える風でのS操作とフリーズドライ(+凍り)で勝利に貢献してくれた。

 

テツノドクガ

控えめ C252 S252

パルデア黒バド。一般的にはパルデア黒バドはハバタクカミかもしれないが(そもそもパルデア黒バド概念があるかわからない)、Switchが1台しかなくHOMEが連携されていない中でメインROMがバイオレットである都合上輸送が面倒ということもあり、テツノドクガがパルデア黒バドとして任命された。
C特化+クォークチャージ+タイプ一致テラス熱風の火力はなかなかのもので、ツツミ+ドクガで凍える風+熱風をしているだけで勝てる試合もそこそこあった。
アシッドボムを入れたい気持ちもあったが、ヘイラッシャ意識のためか増えてきた印象のあったトリトドンへ刺さるエナジーボール、ツツミやシャリタツの凍える風で相手のSを下げた後に上から強引に勝ちを掴みにいくエアスラッシュは削れなかった。

 

選出など

vsグレンアルマイエッサン♀
先発:イッカネズミ+テツノカイナ
後発:@2
構築に悪タイプがいないこともあってか、相手の初手はほぼ間違いなくグレンアルマイエッサン♀。ネズミ斬をしっかり当てることでゴツメorゴーストテラス以外のイエッサン♀を処理しつつ、悪テラバーストでグレンアルマを処理する。グレンアルマがワイドフォースで突っ込んでいてもイッカネズミが倒れるだけで数的有利は取れ、トリルを選択していれば1ターン目から4vs2とかなり有利になる。

 

vsキバアロー
先発:イッカネズミ+テツノツツミ
後発:@2
構築に飛行タイプがいないこともあってか、相手の初手はほぼ間違いなくキバアロー。
なかなか読まれないフェイントで疾風の翼を消しつつ、追い風を打たせる前にドロポンでファイアローを処理する完璧な作戦。に思えたが、ドロポン外しで頓挫することもしばしば。構築に地面技が一貫している都合上、追い風を許してしまえばかなり苦しくなるが、相手は追い風前提で流れを考えているはずなので阻止できれば流れを掴める。

 

相手の構築に対して先発が明確に決まっているのは上記の2パターンであり、あとはイッカネズミ+テツノツツミ(ザシアン+レジエレキ)、テツノツツミ+テツノドクガ(レジエレキ+黒バド)といった並びを先発にすることが多く、裏には寿司を置いたり、置かなかったり、片割れだけ添えたりと様々。良くも悪くも毎回相手の構築を見て選出を考え、主に要注意ポケモンを探し、そのポケモンに一方的に負けることがないようにすることを意識した。

 

総括

最終日に目標の最終3桁が指先で触れるくらいのところまできていたものの、重要な一戦を雷パンチによる麻痺で落とし、順位の下降が低かったためワンチャンに期待したもう一戦も落とし、出勤準備をしないといけないため、そのままシーズンが終了しました。
2月中旬には30000位台、2月最後の土日には20000位台と沼っていたことを考えると最後によくここまで追い上げたと自分でも思いますが、それだけにこの結果は悔しいです。ただ、自作構築を使ったS3をレンタルパを借りていたS1、S2よりも高い順位で終われたことは良かったと思います。
最終3桁を逃した原因としては、5桁順位にいることに慣れてしまっていたため、2000位あたりより上の順位では1勝してもそれほど順位が上がらないということを認識できていなかったことが挙げられます。今期は両ROM4000位台で最終日を迎えたものの、次回からは3桁フィニッシュするためには1000位台、せめて2000位台から最終日潜るべきだという学びを得たシーズンとなりました。

PJCS2023予選の過密スケジュールが発表され、S4や初の公式大会であるパルデアプロローグについてはやや諦め気味ですが、その分来月にある2回の予選で悔いのない結果を残せるように残り期間を過ごしていきたいと思います。
次回のブログ更新が予選抜け構築紹介になると信じて、今回の構築記事はこの辺りで失礼します。最後までご覧いただきありがとうございます。
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【剣盾ダブルS35 最終372位(レート1707)】 ガラルファイナル~全解禁環境と機巧のマギアナ~

全解禁環境でのボルケニオンと機巧のマギアナ

こんにちは、オジです。今回は実質剣盾最終シーズンとなったS35で使用した構築を紹介します。
結果としては前期よりも苦しいシーズンとなりましたが、自分のガラルでの集大成となるように最後まで挑戦を続けた構築です。

 

 

構築概要

やはり全解禁環境は色々な並びがあり、これといった基本選出は最後まで特に決まらなかった。シーズン序盤はマギアナのソウルハートを最大限活かすために初手マギアナ+@1(ゼルネアスorカイオーガor黒バド)でマギアナダイマさせるような動きばかりだったが、対戦数を重ねるにつれ、黒バド+カイオーガカイオーガ+ザシアン、黒バド+ゴリランダー…etcなど相手に合わせた選出を心がけるようになった。シーズン全体では体感として初手にマギアナ、裏にザシアンという選出が多く、それぞれの@1を相手の構築を見て決めていた。カイオーガのスカーフ、黒バドの襷という持ち物を考えると、結果としてマギアナダイマする機会は多かったと思う。

 

構築経緯

せっかくの全解禁環境なので最後は幻のポケモンが入った構築で対戦をしたいと考えていた。また、もう少しでダイマックスともお別れなので、ダイマした幻のポケモンを見ておきたいと思っていた。以上の理由から、幻のポケモンの中でダイマとの相性が一番良さそうに思えたマギアナを軸とした構築を考えることとした。
ダブルバトルでのマギアナについては動画がそこそこ上がっていたため、そこから自分が使いたいと思った構築を原案とした。
元となった構築ではゴリランダーではなくイエッサン♀が採用されていたが、グラカイ対策を厚くしたいと考え、ギラティナ→ゴリランダーと試してみて構築が完成した。

個別紹介

 

マギアナ

 

マギアナじゃくてんほけん(ソウルハート・れいせい)

187(252)-×( )-167(252)-166(4)-135( )-63( )

ラスターカノン/マジカルシャインはかいこうせん/まもる

ぽけっとふぁんくしょん!
幻勢の中から採用されたこの構築の主役。大きな目と小さなお口がチャーミングで、そのかわいさに気づいたことで1ヶ月の間で自分の中でかなり好感度が上がったポケモン
HBぶっぱでCには4しか振っていないため、素の火力は控えめだがソウルハートにより気づけば火力がどんどん増していった。ダイスチルを積んでBも上げていき、終盤にどれだけ能力が上がったか確認してスクショすることが癖になってしまった。
冷静最遅個体しかいなかったためそのまま採用したが、トリルをするわけでもない本構築ではあまりよくなかったかもしれない。
マギアナ自身にとっての恩恵はほとんどなかったが、素早さ操作の手段の少ない本構築にとってダイアタックがとても偉かった。マギアナが遅いこともあってかダイジェットを1度しか積んでこない相手にダイマ最終ターン(もしくは倒される直前のターン)にダイアタックを当て、裏のスカーフオーガなどで制圧していくようなこともあった。ダイアタック関連では相手のスカーフオーガにダイアタックを当てようとしたところ、相手のゼラオラのプラズマフィストが乗っかりそのままオーガをワンパンするという謎の噛み合いがあったことが思い返される。
順位が上がっていくにつれ上手く動けない対戦も増えていったが、1ヶ月間のマギアナちゃん育成ゲーム「自分だけの最強のマギアナを育てよう」は本当に楽しかった。

今期最強のマギアナちゃん
 

ゼルネアス

 

ゼルネアス@リリバのみ(フェアリーオーラ・おくびょう)

202(4)-×( )-115( )-183(252)-118( )-166(252)

ムーンフォース/ミストバースト/でんじは/まもる

ぽけっとふぁんくしょん!

専用技もハーブも捨て、ザシアンひしめく環境で攻撃、削り+マギアナの火力増強()、麻痺撒きと色々な役割を柔軟にこなしてくれた苦労人。そうした動きによって、少し間違うと一気に崩壊しかねない本構築を支えてくれていたと思う。積みエース型ではないため目立った活躍は少ないかもしれないが、人間もポケモンもこういうポジションが正直しんどい思いをしている。事務職系社会人が言うんだから間違いない()

構築の動かし方があまりしっくりきていないシーズン序盤はマギアナと共に初手から選出し、いきなりミストバーストさせることが多かった。しかし、1ターン目から数的不利になってしまうことなどを嫌い、ゼルネアスが柔軟に動くことを考えていくにつれて構築として強くなっていったと思う。

3年前にTwitterのフォロワーの方から縁あって譲っていただいたXY&Zの配布色違い個体。
このゼルネアスは禁伝環境が始まってからパワフルハーブ型、こだわりメガネ型、こだわりスカーフ型、物理型など色々と思考錯誤していたもののザシアンに苦しめ続けられた中、実質最終シーズンで構築になくてはならない存在となった。この場を借りてガラルでの活躍を報告するとともに、シーズン初期はフェアリー爆弾として戦わせていたことを謝罪します。申し訳ありませんでした。いつでも大切なポケモンだと思っています。

 

ザシアン

 

ザシアン@くちたけん(ふとうのけん・いじっぱり)

189(172)-236(196)-138(20)-×( )-136(4)-183(116)

きょじゅうざん/じゃれつく/ふういん/まもる

ぽけっとふぁんくしょん!
(実数値は剣の王の姿のもの)
全解禁環境で構築に入れないという選択肢がほぼない完璧なポケモン。今になって特別に言うことはないが、禁伝解禁環境から続くガラルでの活躍は剣盾のパケ伝にふさわしかったと思う。
Sをそれほど伸ばしていないので封印が上手く決まる機会は少なかったが、最終戦はゼルネアスと共に初手から出陣し、ダイマゼルネアスのための封印を見事に決めた。封印の代わりに格闘技かワイルドボルトを入れようか悩んでいたが、こういうことがたまにあるため外せなかった。
剣盾の数年間だけでカウントすると、親の顔より見た巨獣斬を少なくとも当分は見ないことを考えると少し寂しい気がする。本当に憎たらしいほどに強かった。SV以降でもその強さは健在なのだろうか。
 

バドレックス(黒馬上の姿)

 

バドレックス黒@きあいのタスキ(じんばいったい・おくびょう)

176(4)-×( )-100( )-217(252)-120( )-222(252)

アストラルビット/ワイドフォース/マッドショット/まもる

ぽけっとふぁんくしょん!
同速勝負におそらく半分以上勝ってくれていて、勝利のために大きく貢献してくれた豊穣の王。ゴーストタイプや癖のなく強力な専用技などの要素が自分好みのポケモンで、最終シーズンにも採用することができてよかった。(全解禁環境はイベルタルの存在がつらすぎたが…)
黒バド+マギアナという並びは王とメイドというようにビジュアル的にもよく、この2体が並んで相手を倒しつつ能力をどんどん上げているときには、自分のテンションも上がっていった。

マギアナが最遅であるにも関わらず、何故トリルを採用せずにマッドショットを採用しているのか1ヶ月前の自分を問い詰めたい。おそらく参考にした構築の個体が採用していたからだという理由だと思うが、その構築とは持ち物が違うためにそこまで真似をする必要がなかったと思う。イベルタルの不意打ちを透かしながらトリルを決めればかなり楽に戦えそうな対戦も多かったはずだが、技を変えるだけの作業もしんどいくらい自分の気持ちが沈んでいたことが多かったことが理由だと思う。社会人ってつらい。

 

カイオーガ

 

カイオーガこだわりスカーフあめふらし・おくびょう)

176(4)-×( )-110( )-202(252)-160( )-156(252)

しおふき/こんげんのはどう/かみなり/れいとうビーム

ぽけっとふぁんくしょん!
この構築一番の問題児。シーズンを通して根源の波動がまあ当たらなかった。相手2体ともに外すことも日常茶飯事で、1体ずつではあるが3ターン連続で外すという記録を持っている。相手の黒バドの襷潰しに失敗し、そこから崩れていくことも多々あった。急所に当てなくても倒せる相手に急所を当ててミスを取り返してる感を出してくることも多く、そういったときには「違う、そうじゃない」のワンフレーズが頭の中でリピート再生されていた。
ただ潮吹きを通せたときはやはり強く、上記のようなカイオーガの低調な部分は潮吹きを通せる状況を作れない自分の弱さの表れだったのかもしれない。シーズン終盤まで反抗期は続いたが、上からの潮吹きや不意のダイマで勝利することもあったのでその強さは十分に認めている。
トリトドンが入っている構築が前期よりも増えているように感じたが、選出されないということも多く、そのことに気づいてからはトリトドンを見ても積極的に選出し、主に終盤を締めてもらっていた。対戦数をこなすことで、こういった傾向の把握にも繋がるんだなということを学ぶきっかけとなったポケモンでもある。
 

ゴリランダー

 

ゴリランダー@きせきのタネ(グラスメイカー・いじっぱり)

195(156)-194(252)-113(20)-×( )-92(12)-114(68)

グラススライダー/10まんばりき/ねこだまし/まもる

ぽけっとふぁんくしょん!
剣盾を締めくくるべくシーズン終盤になって御三家の中から参戦した。どの構築にも大体入っていそうなカイオーガorグラードンに強いポケモンを求めて最終的にたどり着いた。
一時はギラティナを採用していたが、カイオーガの冷ビ(吹雪)やグラードンのシャドークローなどで思うようにいかなかった。その点ゴリランダーは先制でカイオーガを倒せたり、キョダイコランダでグラードンと互角以上に殴りあったりできる点が優秀だった。
素早さ操作に乏しい本構築において、強力な先制技として使えるグラスラは本当に頼りになる技だった。また、追い風をされるとこちらのカイオーガや黒バドにとって一気に厳しくなるので、相手のエルフーン猫騙しをしつつ、マギアナのダイスチルで仕留めるという動きで対戦全体のリズムを作る姿はまさにドラマーのような活躍だった。
 

総括

自分で構築を紹介しておいて言うことではないですが、強い構築かと聞かれたら少し迷って否定すると思います。実際サブROMが3桁から落ちたあとは4桁を永遠にさまよい、抜け出せなくなってしまったため、初手物理オーガ+コーチングザマゼンタ(or珠ディアルガ+襷ロンゲ)+ザシアンムゲンダイナという自作構築に4桁脱出をしてもらう必要が出てくるという苦しい期間がありました。個人的な評価としては、はまったときには上位だろうがどんどん押し込んでいける(実際最終日に45位の相手にも勝利した)が、相手との噛み合いが悪いと順位関係なしに一気にもっていかれるという儚さのある構築だったと思います。
そうしたことも影響してか、結果的に前期より順位もレートも低い状態で終わってしまいました。ただ、勝利だけを目標に構築を組んでいた前期とは違い、構築に入れたい幻のポケモンと思い出のあるポケモンを入れてここまで戦えたことに自分の中では達成感と満足感があります。欲を言えば最後にもう1、2戦勝って順位を上げたかったという思いもありますが、気に入った構築とともに後悔はないシーズンにできました。
また、今期は今までのシーズンで一番対戦数が多く(途中で沼にはまったことが要因の7割近くを占めると思いますが…)、対戦数を重ねる中で少しではあるものの「練度」という概念について理解が深まったと思います。
 
今期を自分の中では納得のいくシーズンにすることができたため、対戦面ではガラルに悔いを残さずに済むと思います。剣盾全体を振り返ると、初めて本格的にダブルバトルに参戦し、GSルール期間は高い壁を嫌というほど感じさせられ、全解禁2シーズンで構築作りという点でほんの少しだけ成長することができたように考えています。ガラル地方での経験を糧にパルデア地方ではもっと良い結果を残したいです。今では第9世代中にはWCSに出たいという目標があります。その目標達成のために必要な経験を積めたシーズンであったと信じたいです。
 

終戦を彩った蒼き妖精たち(画像は最終戦のものではありません)
今回の構築記事はこの辺りで失礼します。最後までご覧いただきありがとうございます。

ガラルでの構築記事はこれで最後だと思いますが、パルデアでも頑張りますのでよろしくお願いします。

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【剣盾ダブルS34最終215位(レート1766)】全解禁 イベルオーガ黒馬ザシアンザマゼンタwith天使のいたずら

夢に見たザシアン、ザマゼンタの並びがとてもかっこいい

こんにちは、オジです。今回はS34で使用した構築を紹介します。
全解禁という特殊な環境ではありますが、構築記事の出揃ってないシリーズ最初のシーズンで自己最高順位(レート)を更新することができた記念の構築です!
一応自作構築ということになりますが、BOXにいた個体をそのまま流用したりしたため、自分でも調整意図がわかっていないポケモンがいる点についてはご了承ください。(何なら誰か意図を読み取って自分に教えてください)

以下、個別紹介まで常体。

 

 

構築概要

全解禁ルールらしく対戦相手も色々な構築を使用していたことから、基本選出と言えるような決まった選出は特になかった。自分自身がサイクル戦が得意ではない、かつ相手にも強力なポケモンが揃っていることから、初手出し負けを回避することを第一に考え、相手の構築から相手がやりたい動きやこちらがされて嫌な動きをケアできるように選出することを心がけた。この構築では黒馬ザシアン、オーガザシアン、イベルオーガ…etcというように、型こそ違えどGSルールでも活躍した並びをすることができるため、相手に合わせた選出をしてもあまり窮屈には感じなかった。

詳細な記録はないため個人的な体感にはなるが、カイオーガによる後発ダイマで巻き返していく試合展開が多かった印象がある。選出頻度としてはザシアン、カイオーガイベルタルがほぼ全ての試合に出場し、黒バド、エルフーン、ザマゼンタから@1を決めるようなことが多かった。(@1は記載順の選出頻度)  

 

構築経緯

禁伝2体ルールでも目立った活躍をしなかった今作のパケ伝であるザマゼンタがかわいそうだったので、ザシアンと共にランクマで結果を残したいと思ったことがきっかけだった。(シーズン中盤~終盤では十分評価されていると感じたが、序盤はゼラオラマギアナビクティニといった幻ポケモンが主に注目され、ザマゼンタはさほど注目されていなかったと思う)
ザシアン、ザマゼンタはダイマできないので、ダイマエースとしては火力・耐久に優れたカイオーガをチョッキ持ちで採用。全解禁ならではの動きとして鉢巻不意打ちで雑に殴らせても強いのではないかと考え、イベルタルを採用。相手のトリル展開に対する対抗策としてトリル封印型の黒バドを採用。最後に上5体では見た目があまりにもいかついため、かわいさを補充するためエルフーンを採用し、構築が完成した。

 

個別紹介 

 

ザシアン

 

ザシアン@くちたけん(ふとうのけん・いじっぱり)

199(252)-220(76)-148(100)-×( )-136(4)-178(76)

きょじゅうざん/せいなるつるぎでんこうせっか/まもる

ぽけっとふぁんくしょん!
(実数値は剣の王の姿のもの)
 
全解禁ルールで疑う余地のない入れ得ポケモン
終盤に出てきて削れたポケモンへ撃ったり、まねっこトリルを妨げることのできる電光石火が使いやすかった。しかし、シーズン終盤は相手のまねっこトリル読みの電光石火読みで、まねっこトリルの並びでまねっこトリルをしてこない動きに何度か遭遇し、まねっこトリルかそれ以外かなんて読めないわ…と一人絶望していた。
ヘイトを自身に集め横が動きやすいときもある一方で、守るのタイミングを読まれることもあり、以前からザシアンに対して抱いていた扱うのが難しいという印象は未だに拭えず。
 

ザマゼンタ

 

ザマゼンタ@くちたたて(ふくつのたて・しんちょう)

199(252)-150( )-167(12)-×( )-181( )-179(244)

きょじゅうだん/とおぼえ/ひかりのかべワイドガード

ぽけっとふぁんくしょん!
(実数値は盾の王の姿のもの)
 
今季を始めるきっかけを作ってくれた、本構築の起源とも言えるポケモン
スパボ9~マスボ級まで全試合出場したものの、マスボ級から出番は減る形となってしまった。しかし、出場した試合ではこちらのワイガを読んだ相手のグラカイダイマを誘発させ、試合展開を考えやすくさせてくれたりする参謀長的な存在。
正直マスボ級での活躍は控えめで他のポケモン(第2のダイマエース)などに変えても良かったかもしれないが、姉上と共に戦う姿を少しでも多く見たかった+選出した試合では必ずいい仕事をしてくれたので最後まで構築から外すことはできなかった。
 

バドレックス(黒馬上の姿)

 

バドレックス黒@きあいのタスキ(じんばいったい・おくびょう)

175( )-×( )-101(4)-217(252)-120( )-222(252)

アストラルビット/トリックルーム/ふういん/まもる

ぽけっとふぁんくしょん!
悪タイプ相手でもアストラルビット一本で戦う職人気質の王。
トリル封印を狙って採用したが上手く決まる機会はあまりなく、むしろこちらがトリルをする機会の方が多かった。追い風やダイジェットをされた後に決める逆転のトリルは爽快で、相手の心が折れたのか降参をもらう試合もいくつかあった。
アタッカーとしてアスビで相手2体に負担をかける動きももちろん強かったが、Sにあまり振っていないポケモンが多いこの構築にはトリルによるサポートもよく合っていたと思う。補助技を多く採用している禁伝はあまり多くないと思うので、相手の守るを封印することでイベルタルの不意打ちが通りやすくなったりもしていたかもしれない。

 

イベルタル

 

イベルタル@こだわりハチマキ(ダークオーラ・いじっぱり)

233(252)-201(252)-115( )-135( )-118( )-120(4)

イカサマ/ダブルウイング/ふいうち/バークアウト

ぽけっとふぁんくしょん!
基本的には初手に出しても後発で出してもひたすら不意打ちするマン。
相手がダイマポケモンであろうと先制技でここまで大幅に削ってくれるのは、このポケモンだけだと思う。個人的にはこの構築のMVP。ダイマレジエレキを不意打ち+ザシアンの電光石火で倒したり、スカーフ(追い風下)で上から潮吹きしようとするカイオーガに負荷をかけるなどの大活躍を見せた。
ダイマエースの乏しいこの構築では珠でも良かったかもしれないが、珠持ちのサブROMが最終的に沼ったことを踏まえると自分にとっては鉢巻がベストだったと信じたい。鉢巻持ちなのにバークアウト?と自分でも技を決めながら思ったが、緊急ダイマした際に物理ダイアークで特防を下げた相手に特殊ダイアークを叩き込むこともあったので入れた意味がないわけではなかった。

 

カイオーガ

 

カイオーガとつげきチョッキあめふらし・ひかえめ)

197(172)-×( )-111(4)-222(252)-161(4)-120(76)

しおふき/こんげんのはどう/ふぶき/かみなり

ぽけっとふぁんくしょん!
この構築ほぼ唯一のダイマエース(体感ダイマ率95%以上)。
この強力な禁伝だらけの構築でもダイマエースとしてはカイオーガに絶対的な信頼を置いていた。相手のザシアンの巨獣斬+カイオーガのダイサンダーを耐えて反撃している姿を見たときには、その耐久力に自分も少し引いたほどだった。黒バドが決めてくれたトリルやエルフーンの追い風を利用して放つ潮吹きももちろん強力で、ダイマせずに勝てる試合もしばしば。
全解禁によりゴリランダーやトリトドン絶滅危惧種に指定され、とても動きやすかった。個人的な話としては初めてプレイしたポケモンサファイアだったので、カイオーガにはどの世代でも第一線で活躍し続けてほしい。

 

エルフーン

 

エルフーン@メンタルハーブ(いたずらごころ・おくびょう)

159(188)-×( )-106(4)-104(52)-97(12)-184(252)

マジカルシャイン/あまえる/おいかぜ/ちょうはつ

ぽけっとふぁんくしょん!
上の禁伝5匹が決まったときにどこからかフワフワ飛んできた天使のいたずら(という植物があるらしい、知らんけど)。
追い風による素早さ操作を期待して採用したが、対物理ポケモンへの甘えるによってダイマカイオーガへの披ダメを減らしてくれるのが構築としてはありがたかった。また、相手の悪戯心ポケモンやゼルネアスを中心とする積みポケモンへは挑発をして、かわいい見た目をしながらも強く睨みを効かせていた。
後発エルフーンはあまり強くないと思っていたが、カイオーガによる後発ダイマが比較的に多いこの構築では非ダイマカイオーガとの追い風潮吹きや甘えるによるダイマオーガの補助と上手く機能して強かった。
 

総括 

1日の夜中の時点ではサブROMも200位台にいたため、ある程度安定して勝つことができていた構築でした。(最終的には4桁まで沈んでいきましたが…仕事終わりの深夜ランクマダメ、絶対)

 

BOXから流用したカイオーガと何も考えずに余りをSに振ったイベルタルが同速であるという事態が発生していたため、もしも構築を参考にしてくれる方がいたら、そこの素早さ関係をはっきりさせた方が戦略を立てやすい面もあると思います。(私自身はイベルタルには不意打ちばかりさせていたので、さほど気になりませんでしたが…)

また、調整意図不明のカイオーガはGSルールの構築記事からチョッキカイオーガを探して調整意図を明確にしたり、エルフーンのCを削り耐久に回した方がいいのではないかと今になって思います。特に絶対的なダイマエースの調整意図が構築者すらわからないってどうなってるんですかね…

 

出場したわけでもないWCSが終わってからバトルへのモチベーションが下がっていたものの、今季は久しぶりに楽しみながらバトルをすることができました。きっかけをくれたザマゼンタくんには感謝しています。しかし、上位にザマゼンタ入りの構築が想像より多くある印象なので、もう少し活躍させてあげられたのではないかという後悔のような気持ちもあります。

 

全解禁ルールってどうなんだろう…とやってみるまでは懐疑的な気持ちでしたが、ザマゼンタのように日の目を見るようになった禁伝も多く、個人的には結構好きなルールです。禁伝はエースにならないといけないという傾向にあるGSルールではなかなか活躍できないポケモンや型が来季も開拓されるのではないでしょうか。


剣盾最後のシリーズは再びGSルールに戻ることが発表され、S35は幻のポケモンや全解禁だからこそ輝けるポケモン・並びを使用できる最後のチャンスとなります。もしも取り組む時間があれば、そうしたポケモンや並びを中心に構築を作り、更に上位を狙いたいです。

 

今回の構築記事はこの辺りで失礼します。閲覧ありがとうございました。

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【剣盾ダブルS26最終484位(レート1693)】

こんにちは、オジです。今回はS26で使用した構築を振り返ります。使用感としては前期使用していたWキュレム軸のものに近く、自分にとって使いやすい構築でした。

 

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構築概要

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基本的には初手からレシラムがダイマをして、相手を倒し(or削り)ながらウーラオス、ゴリランダー、ランドロスなどが詰める。

先発の選出はレシラム+トゲキッスが主だが、カイオーガ軸相手にはレシラム+ミロカロス猫騙しをしつつ攻撃したいと思った相手にはレシラム+ゴリランダーなど、レシラム以外は相手の構築を見ながら決めた。

選出する4匹がレシラム、ゴリランダー、ウーラオスランドロスのようにかなり攻撃的な選出になることも稀にあった。

 

構築経緯

前期使用したWキュレム軸の構築では禁伝の中でも使用率の高いザシアンに頭を悩ませることが多かった。そこでザシアンに強い禁伝を使用したいと思っていたところ、今までキュレムと合体していたレシラムに白羽の矢が立った。

禁伝枠こそ考えがあって決まったが、0から構築を作り上げる経験値はまだないため、レシラム軸の既存の構築を参考に少しアレンジを加え構築が完成した。

 

個別紹介

レシラム

 

レシラム@ラムのみ(ターボブレイズ・ひかえめ)

193(140)-×( )-120( )-222(252)-140( )-125(116)

りゅうせいぐん/ねっぷう/だいちのちから/まもる

ぽけっとふぁんくしょん!
S:最速バンギラス抜き(大体のグラードンを抜けるらしいし、実際抜けていた)

禁伝として必ず初手に出して相手を荒らすダイマエース。

前期の珠Wキュレムと比べると火力に物足りなさを感じるものの、対ザシアン性能においては比べ物にならないくらい安定感があった。ラムの実を持っているため、多少強気に行動することができる点もよかった。

大事な場面で熱風を外すお茶目なところもあったが、その分火傷を引いたり、急所に当てたりなどで勝利に繋がることもあった。

 

トゲキッス

 

トゲキッス@ソクノのみ(きょううん・ずぶとい)

191(244)-×( )-161(252)-140( )-137(12)-100( )

マジカルシャイン/てだすけ/このゆびとまれ/サイドチェンジ

ぽけっとふぁんくしょん!

サイドチェンジやこの指止まれでレシラムを守るマン。相性補完はもちろん、並べて選出したときの見た目からしても、良きパートナーだと思う。

参考にした構築では、それらの技でレシラムへのダイアースを透かしたりなどしていたようで自分もそういった流れを期待していたが、ダイロックが飛んできて頭を抱えることも多かった。しかし、タイプ不一致のダイロックであれば耐えることも多かった。

 

ミロカロス 

 

ミロカロス@いのちのたま(かちき・ひかえめ)

201(244)-×( )-101(12)-167(252)-145( )-101( )

だくりゅう/ふぶき/ひかりのかべ/まもる

ぽけっとふぁんくしょん!

勝ち気が発動しアタッカーとして行動することもあれば、光の壁や濁流による命中率低下などでサポーターとして行動することもあった臨機応変ポケモン

カイオーガ軸相手に先発で出て、光の壁を貼ることが多かった。

終戦では相手の先発にカイオーガが出てこなくて焦っていたところを、たまたま勝ち気が発動した状態からダイマし、カイオーガの取り巻き3体を1体で倒していった。

 

ランドロス(化身)

 

ランドロス化@こだわりスカーフちからずく・うっかりや)

165(4)-145( )-110( )-183(252)-90( )-153(252)

だいちのちから/サイコキネシスヘドロばくだんストーンエッジ

ぽけっとふぁんくしょん!

参考にした構築では控えめだったが、ストーンエッジの火力も落としたくなかったので特防下降補正の性格にした。

終盤のザシアン処理で活躍する場面はそこそこあったが、自分自身こだわり系の道具を使い慣れていないため、最大限に活躍させられたという実感はない。

 

ゴリランダー

 

ゴリランダー@きせきのタネ(グラスメイカー・いじっぱり)

195(156)-194(252)-113(20)-×( )-92(12)-114(68)

ウッドハンマー/グラススライダー/ねこだまし/まもる

ぽけっとふぁんくしょん!
A:B4ダイマラプラスをフィールド込みウッドハンマー乱数1発(93.7%)
B:A4振りガオガエンフレアドライブ確定耐え、A222+1ザシアンのきょじゅうざんを最高乱数切って耐え
D:C217珠バドレックス(黒馬)のアストラルビット(ダブルダメージ)153~183
S:準速ラプラス+2
※手助けキョダイコランダでHBミミッキュを一撃で倒せる

カイオーガはもちろん、削れたポケモンをたくさん倒し、想像以上の活躍をしてくれたポケモン

参考にした構築記事とは違う調整になっている。手助けがなくても、キョダイコランダ+レシラムの攻撃でトリルを狙うミミッキュを倒せるのがよかった。

グラススライダーが終盤の詰めで非常に強力で、相手がその状況をどう打開するかを考えながら立ち回った。

 

ウーラオス(一撃)

 

ウーラオス悪@きあいのタスキ(ふかしのこぶし・ようき)

175( )-182(252)-120( )-×( )-81(4)-163(252)

あんこくきょうだ/インファイト/ふいうち/みきり

ぽけっとふぁんくしょん!

もはやテンプレのウーラオス

前期ウーラオスを使用していた際にはキュレムのダイアイスによる霰で襷が潰れることも多かったが、今回の構築では襷の強みを存分に活かすことができたと思う。

 

総括

 

本ロム、サブロムともにこの構築を使用していましたが、本ロムの方は一度も3桁に到達することなく終わってしまいました…。原因としては、前のめりな対面構築であり、自分にとって不利な構築が相手のときに乗り越えるプレイングスキルがないことが考えられます。また、自分の連敗すると止まらない癖も大きく影響したと思います。しかし、構築の強さ・使いやすさは確かなものでした。

 

キュレムの熱風、ミロカロスの濁流・吹雪、(トゲキッスマジカルシャイン)のような相手全体を攻撃する技が強いため、経験値の低い自分でもプレミを少なくして使用できました。ダイマなしルールのときよりもワイドガード持ちがいないのがありがたいなと感じます。

 

黒バド+チョッキ負けん気ボルトロスと何度かマッチングしましたが、1度も勝てずに終わってしまったような気がします。何度目かの対戦で「初手に必ずこの2体が並んでくるから、先発からウーラオスを出そう」と考えるようになって以降、1度もマッチングすることはありませんでした…。しかし、構築記事でよく目にする~軸への選出というものはこのような形で決まっていくのかなと考えるきっかけになりました。構築内のポケモンで対処法を探し、それでも無理なら他のポケモンを採用してみるという流れで構築を組んでいけば良さそうなことに気づいたので、自分で構築を作るという目標に一歩前進できたと思います。

 

今後待ち受けるGSルールの練習やアルセウスの発売などの影響もあり、過疎なシーズンだったかもしれませんが、前期よりも高い順位かつ前から目標としていた最終500位以内で終わることができてよかったです。次の目標を立てるのはなかなか難しいですが、少しずつ成長ということを考えるとレート1700が次の目標になるのかなと思います。

 

とうとうGSルールが始まってしまいました。この記事を執筆している段階で全く構築の案がなく、とても焦っています。GSルールに真剣に取り組むのは初めてなので、S27は様子見のシーズンになってしまうかもしれません。しかし、今後PJCS2022の出場権の奪い合いに参加するためにも、しっかり経験を積めるシーズンにしたいと思います。

 

今回の構築記事はこの辺で失礼します。閲覧ありがとうございました。

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【剣盾ダブルS25最終705位(レート1671)】

こんにちは、オジです。今回はS25で使用した構築を振り返ります。この構築は自分が初めて最終3桁に残ることができた構築であるため、初心者でも扱いやすい構築だと思います。

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構築概要

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基本的にはダイマエースであるWキュレムが初手からダイマをして、残数優位の状態を維持しながら高速のレジエレキやヒヒダルマ、襷で行動保証のあるウーラオスで締める。

選出としては先発Wキュレム以外はあまり決まっておらず、相手のパーティを見てもう1体の先発(オーロンゲやレジエレキが多かった)と後発を決めていた。

初心者のくせにこういう選出方法はやめた方がいいと自分でも感じている。

構築経緯

Wキュレムのドラゴン・氷・地面の攻撃範囲の広さや全ポケモンの中で2番目の特攻の高さに惹かれ、ダイマエースとして採用。そこから~…というようにちゃんとした構築経緯があるわけではない。過去の禁伝1体ダイマありルールの構築記事を読み漁り、構築が組みやすく、自分でも扱いやすそうな構築をほぼ真似しただけ。

早く自分で構築を考えられるようになりたいものである。

個別紹介

Wキュレム

 

キュレム白@いのちのたま(ターボブレイズ・ひかえめ)

201(4)-×( )-110( )-244(252)-120( )-147(252)

りゅうせいぐん/ふぶき/だいちのちから/まもる

ぽけっとふぁんくしょん!

ほぼ毎試合初手に出してはダイマした本構築のエース。

火力はもちろん、相手の弱点ダイマ技をギリギリでも耐えてくれることが多かった。霰が降ってない状態でも吹雪をしっかりと当ててくれる。
素早さ操作のためにダイアタックが欲しい気もするが、狙われやすいため守るは外せなかった。

オーロンゲ

 

オーロンゲ@くろいてっきゅう(いたずらごころ・しんちょう)

197(212)-140( )-97(92)-×( )-133(204)-80( )

ウルクラッシュ/うそなき/トリック/ねこだまし

ぽけっとふぁんくしょん!

H:6n-1、HB:A167化身ボルトロスの珠ダイジェット耐え
HD:C202カイオーガの潮のお香(神秘の雫)雨潮吹き(ダブルダメージ)を81.25%耐え

トリックによる相手との物々交換でスカーフを巻いたり、チョッキを着たりすることが多かったオシャレな男。その状態で自ら殴ったり、味方のポケモンに渡したりなどもできて面白かった。

少し削れたレシラム相手にチョッキを着てタイマンで打ち勝った試合は忘れられない。

技スペがもっと欲しい。

レジエレキ

 

レジエレキ@じしゃく(トランジスタ・おくびょう)

156(4)-×( )-70( )-152(252)-70( )-277(252)

10まんボルト/エレキネット/でんじは/まもる

ぽけっとふぁんくしょん!

最速レジエレキが少ないのか、レジエレキミラーでは100%先手を取れた。

猫騙し役+ザシアンのような初手が相手のときは、ほぼ確実にレジエレキに猫騙しが飛んでくるため、ダイマしてザシアンを倒すこともしばしば。

参考にした構築では電磁波の枠がボルトチェンジだったが、自分にボルトチェンジは上手く使いこなせなかったため途中から変更。

ウーラオス(一撃)

 

ウーラオス悪@きあいのタスキ(ふかしのこぶし・ようき)

175( )-182(252)-120( )-×( )-81(4)-163(252)

インファイト/あんこくきょうだ/ふいうち/みきり

ぽけっとふぁんくしょん!

もはやテンプレのようなウーラオス

キュレムの降らせた霰で襷が潰れることもあり少し気になったが、襷が潰れなかったときのメリットを考えると他の持ち物には変えられなかった。

ガオガエン

 

ガオガエン@ふうせん(いかく・いじっぱり)

202(252)-179(220)-111(4)-×( )-111(4)-84(28)

フレアドライブ/DDラリアットすてゼリフねこだまし

ぽけっとふぁんくしょん!

若干Sに努力値を振り、ほぼHA特化

威嚇、猫騙し、捨て台詞が偉い。

しかし選出した記憶がそんなにないことから、自分にはまだ使いこなせてないと思う。

ガオガエンの扱いが上手ければ、もっと勝てる試合も多かったのだろうか。

ヒヒダルマ(ガラル)

 

ヒヒダルマ氷@こだわりスカーフ(ごりむちゅう・ようき)

180( )-192(252)-75( )-×( )-76(4)-161(252)

つららおとし/いわなだれフレアドライブ/とんぼがえり

ぽけっとふぁんくしょん!

ザシアン対策のための最終兵器。

ザシアン対策だけではなく、岩雪崩の怯みで拾えた試合もいくつかあった。

シングルの個体を流用した影響でとんぼ返りが入っているが、レジエレキのボルトチェンジ同様で1度も使わなかったので、他の技も検討したもののいい技が見つからずにそのままとなった。

総括

本ロム、サブロムの両方でこの構築を使用していて、31日の午後には2ロムとも3桁順位にいたので、基本的に使いやすいと構築だったと思います。

ザシアンやウーラオスなどといった天敵がいるにも関わらず、Wキュレムの圧倒的な破壊力には目を見張るものがありました。

技外しの少なさやここぞの場面での急所・追加効果など、ポケモンたちがトレーナーのプレイングスキルの低さをカバーしてくれてました。

使用しているWi-Fiが安定しないときもあり、本ロムサブロムともに回線切れになって負けてしまった試合が多かったのは悲しかったです。よりによって勝てそうな試合のときにそうなってしまうことが多く、対戦相手も困惑してたことでしょう。

 

今は自分に合った戦術や構築を探しているため、S26ではまた別の構築を使ってみようと思っています。次はもう少しザシアンに頭を悩ませない構築を使いたいものですが…

シーズン12からは禁伝2体使用可能・期間も長いということで対戦勢に激震が走っていますが、自分としてはまずS26をしっかりとやり遂げたいと思います。

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